トップページ画像

ホーム > 会社情報 > 社長メッセージ

社長メッセージ

代表取締役社長 宮﨑 正
代表取締役社長 宮﨑 正

2018年(平成30年)新しい年の始まりにあたって・・・

 新年明けましておめでとうございます。
皆様には、穏やかな新春を迎えられたことと存じます。
代表取締役社長に就任し初めての新年となります。
2018年(平成30年)の念頭にあたり、謹んで新年の御挨拶を申し上げます。
 2017年の出来事として、国際的にはトランプ米大統領の就任・初来日、北朝鮮弾道ミサイル発射関連は我が国において様々な影響を及ぼしたことや国内的には衆院選・自民圧勝、森友・加計学園問題、天皇陛下の退位特例法成立と皇太子さまの即位・改元日程決定などのほかに、浅田真央さん,宮里藍さん,安室奈美恵さんの引退発表と秋篠宮眞子様の婚約内定、女性議員騒動など女性に関するニュースが話題となりました。悲しい出来事としては九州北部豪雨・座間市事件・横綱暴行事件・大手企業の粉飾及び偽装改ざん問題等が発生しました。一方、明るい話題としては藤井四段の29連勝新記録、陸上男子100m桐生選手が9秒98を記録、プロ野球大谷翔平選手のエンゼルス入り発表、上野動物園でパンダ「シャンシャン」誕生等、国内外で様々なニュースで賑わいました。
 KOBALにおいては、2016年度(第19期)業績は、会社設立以来の最高売上・最高収益を上げることができました。しかし、今期2017年度(第20期)は、継続受託検査の減少やスポット業務の終了などにより、まだ期中段階ではありますが、前年度を上回ることは大変厳しい状況です。しかしながら、一部の受託検査業務の増加や経費削減等により経常利益は予算計画を上回る見通しであります。
 第21期(2018年度)に向けては、更にこれらを推進するとともに、引き続き、コンプライアンス遵守・ガバナンスの徹底・リスク管理・経費削減の諸課題へ一丸となって取り組み、健全経営を目指すことが必要であると考えております。
 ところで、2018年(平成30年)の干支は「戊戌」(つちのえいぬ)の戌年です。十二支の11番目です。昨年は酉年で「商売繁盛・収穫」と言われていました。戌は収穫後の「守りの年」と言われていますが守ってばかりでは商売になりません。アフターフォロー・リスクヘッジをすることで、地盤を守りそれが信頼へつながっていく。また、戌年には「勤勉で努力」という意味もあるようで、ご利益を自ら手繰り寄せるよう努力し、新たに何かを生み出す「スタートの年」としても良いそうです。枯れずに成長する、良い一年にするために、前向きに、新しい目標に向けて挑戦し、地道な努力を重ねることを心がけ成長したいと思います。
 2018年(平成30年)は、「地道な努力・再スタート・挑戦」の年にしなければなりません。従業員一人一人が同じ心意気で臨み目標実現のためには、「誰が、いつ、どこで、何を、どうする、なぜ?、いくら?」の5W2Hを常に考え・理解しておくことが大切であるとともに、ステップごとに随時「振り返り・検証・見直し」を相互確認し協力しあいながら進めることが重要であると考えます。
 当社は、筆頭株主である学校法人北里研究所の関連会社でありますので、その存在意義は関連会社が法人運営の下支え機能を発揮する役割も担っており、また、関連会社としての経営を安定化させることが重要です。そのためには、従業員一人ひとりが果たすべき役割・責任を自覚するとともに社内各部門間の連携を図ることや社内外に向けて積極的に情報発信を行うことはもとより、株主ならびに取引各社との相互協力連携や同業他社との情報交換・情報収集等に取り組むことが必要であると考えます。
 最後に、新春を迎え、株主様ならびに御取引各社様・関係各位におかれましては、ますますのご隆盛・ご健勝を祈念するとともに引き続き倍旧のご厚情を賜りますよう、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2018年1月1日
(株)北里大塚バイオメディカルアッセイ研究所
代表取締役社長 宮﨑 正

社長メッセージ一覧