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社長メッセージ

代表取締役社長 宮﨑 正
代表取締役社長 宮﨑 正

平成31年(2019年)新しい年の始まりにあたって・・・

 新年明けましておめでとうございます。
皆様には、穏やかな新春を迎えられたことと存じます。平成最後の新年となります、平成31年(2019年)の念頭にあたり、謹んで新年の御挨拶を申し上げます。
 2018年の国内外の出来事としては、平昌五輪で日本は冬季最多13メダルを獲得し日本人選手の活躍が目を引いた。南北首脳会談と史上初米朝首脳会談による北朝鮮半島の非核化、自然災害では大阪で震度6弱発生、西日本豪雨、北海道で震度7、台風21号による関空孤立、米国で大型ハリケーン猛威、インドネシア地震発生による津波被害など甚大な被害があった。国内的には、働き方改革関連法の成立、安倍首相の自民党総裁選連続3選、京都大 本庶特別教授がノーベル生理学・医学賞受賞、テニス 大坂なおみ選手の全米オープン優勝、大谷翔平選手がメジャー新人王に選ばれた。私大医学部で不正入試発覚、日産・ゴーン会長の逮捕、2025年万博が大阪で開催決定など、国内外で様々なニュースで賑わいました。
 また、「医療法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係省令の整備に関する省令」の施行に伴い、「検体検査」が法律に定義され、検体検査を行う全てのの施設で精度管理等の基準が設けられることになり、検体検査を実施する施設に求められる社会的な責任はこれまで以上に大きなものとなりました。
 KOBALにおいては、昨年は、1998年(平成10年)4月の弊社設立から早いもので20周年、人で言えば成人となった節目の年でありました。
 今期2018年度(第21期)は、残す期間3か月程あり期中段階ではありますが、一部の受託検査業務の増加や経費削減等により、売り上げ及び経常利益は前年度実績並びに予算計画を上回る見通しであります。
 新元号となる第22期(2019年度)に向けては、更にこれらを推進すると同時に新たな業務連携の模索を探りつつ、引き続き、コンプライアンス遵守・ガバナンスの徹底・リスク管理・経費削減の諸課題へ一丸となって取り組み、健全経営を目指すことが必要であると考えております。
 ところで、2019年5月1日に皇太子殿下が新天皇に即位し、新元号が施行されます。昨年は戌年で「守りの年」と言われていましたが、2019年の干支は「己亥」(つちのとい)の亥年です。十二支の12番目です。

 己(つちのと)は植物の成長に例えると、草木が成長を終えて姿が整った状態を表し、亥(い)は草や木が枯れ落ちて、植物の生命が引き継がれて種の中にエネルギーがこもっている状態と言われているそうです。己、亥の状態を人間や組織に当てはめると、己→完成した自己や成熟した組織が、それまでの主義・規律・秩序などを見直し、次の段階を目指す準備をする年。亥→個人は知識を増やす、精神を育てる、組織は人材育成や設備投資・財務基盤を固める。といったように、外に向けての活動ではなく、内部の充実を心がけると良い年だということのようです。上述した弊社設立20周年という1つの節目を過ぎた後の第2ステージ突入にあたる2019年は、以上のことを心がけ次の段階に備えた充実した良い年にしたいと思います。
 当社は、筆頭株主である学校法人北里研究所の関連会社でありますので、その存在意義は関連会社が法人運営の下支え機能を発揮する役割も担っており、また、関連会社としての経営を安定化させることが重要です。そのためには、従業員一人ひとりが果たすべき役割・責任を自覚するとともに社内各部門間の連携を図ることや社内外に向けて積極的に情報発信を行うことはもとより、株主ならびに取引各社との相互協力連携や同業他社との情報交換・情報収集等に取り組むことが必要であると考えます。
 最後に、新春を迎え、株主様ならびに御取引各社様・関係各位におかれましては、ますますのご隆盛・ご健勝を祈念するとともに引き続き倍旧のご厚情を賜りますよう、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

平成31年(2019年)1月吉日
(株)北里大塚バイオメディカルアッセイ研究所
代表取締役社長 宮﨑 正

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