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社長メッセージ

代表取締役社長 佐藤 雄一
代表取締役社長 佐藤 雄一

春たけなわの4月

新しい年度に入りました。各地で入学式や入社式が行われ、新人にとっては期待と不安が交差する時期です。私が学生の頃は入学式前後が桜の満開時期であった記憶がありますが、現在は卒業式前後になり、開花時期が早まったような気がいたします。実際に過去のデータを調べてみますと、この10年間で桜の開花時期は1週間から10日くらい早まっているようです。私が高校生の頃は故郷である函館の五稜郭公園の桜は5月のゴールデンウィークあたりが見ごろでしたが、現在は4月下旬が見ごろなのでしょうか。

さて、第68回臨床検査技師国家試験の合格発表が3月23日に厚生労働省より行われました。それによると、新卒者では受験者数4,092名に対し合格者は3,537名、合格率は86.4%とのことでした。昨年2月の第67回試験では受験者数3,947名で合格者は3,614名、合格率は91.6%でしたので、昨年より合格率が5%くらい低下したことになります。また、新型コロナウイルス感染症の第1波に襲われる直前に行われた一昨年2月の第66回の試験での合格率は83.1%、その前の年は86.5%でありましたので、コロナ以前の合格率に近づいているような気がいたします。さらに、日本医歯薬研修協会から学校別合格者一覧表も発表されており、教員時代は自施設での新卒者の合格率とともにライバル校の合格率が気になるところでした。ただ、見かけ上の合格率は高くても、受験者数は本来の定員数を大幅に下回っている養成施設もあるようですので、定員数と受験者数が大きくかけ離れていない状況で合格率が高い養成施設であることが重要と思っております。

やわらかな春風に心華やぐ季節となりましたが、社員一同、気を緩めることなく迅速で正確な検査を心がけております。
引き続きご支援ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

令和4年4月1日
(株)北里大塚バイオメディカルアッセイ研究所
代表取締役社長 佐藤 雄一

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