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社長メッセージ

代表取締役社長 佐藤 雄一
代表取締役社長 佐藤 雄一

6月、梅雨入りの頃

梅雨シーズン到来です。梅雨の時期は雨が多く、ジメジメとした日が続き何かと憂鬱な気分になりますが、この時期ならではの楽しみ方もあります。私はこの時期にしか見られない、青や紫色の繊細な花びらを持ち、花の色が変化する紫陽花(アジサイ)が大好きです。私が学生の頃は北里大学の正門から衛生学部までの直線道路脇にもたくさんのアジサイが咲いておりました。特に心に残っているのは鎌倉の明月院(通称アジサイ寺)で見たアジサイや箱根登山鉄道の「夜のあじさい号」で見たライトアップされたアジサイの幻想的な風景です。忙しさにかまけて訪れていませんが、今年こそは息抜きを兼ねて訪れてみたいものです。

また、私の故郷、函館ではこの時期スルメイカ漁が解禁となり、夜にはたくさんの漁船の漁火が市内からも見られ、夏の風物詩となっておりました。子供の頃、朝獲りのイカを直に漁師の方が売りに来ており、朝から生きたイカを刺身にして食べていました。身は透き通っていたので、東京へ来て白いイカが売られているのを見て驚いた記憶があります。ところが、地球温暖化の影響か、近年は冷たい海を好むイカの漁獲高が急減し、スルメイカはこの10年で約1/20になり、代わりに暖かい海を好むブリの漁獲高が30倍に増えているとのこと。もう、函館はかつてのイカの街ではなくなっており、寂しい限りです。

一方、気温や湿度が高くなる梅雨の時期は細菌による食中毒が増える時期になります。この食中毒は、原因となる細菌が食べ物に付着して、体内に侵入することによって発生します。よって、細菌を食べ物に「つけない」、食べ物に付着した細菌を「増やさない」、食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」が細菌による食中毒予防の3原則です。手洗い、食材の低温保管、しっかりとした加熱処理、調理器具の熱湯や漂白剤などによる殺菌などを徹底して食中毒を予防しましょう!

衣替えの時期、弊社社員一同、心身ともにリフレッシュして万全の態勢で業務に勤しんでまいります。引き続き、ご支援ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

令和5年6月1日
(株)北里大塚バイオメディカルアッセイ研究所
代表取締役社長 佐藤 雄一

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