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社長メッセージ

代表取締役社長 佐藤 雄一
代表取締役社長 佐藤 雄一

乙巳(きのとみ)の年の初めに

新年あけましておめでとうございます。
昨年は皆様に大変お世話になりましたことを心よりお礼申し上げます。皆様のご支援のおかげで、どうにか安定した経営ができましたことを感謝いたします。昨年を振り返りますと、2022年2月のロシアによるウクライナへの侵攻から続くロシア-ウクライナ戦争により、エネルギー市場や食糧市場に甚大な影響を与え、世界的な物価上昇の要因となっていたことや、為替レートの変動により円安傾向が続いていたことなどで原材料費の高騰が生じ、その結果、経営を脅かす問題が次々と出てきたことで、大変な1年でありました。皆様は昨年についてどうお感じだったでしょうか。話題を明るい方へ変えると、今年の干支は「乙巳」であり、十干十二支の42番目の組み合わせにあたります。「乙」は未だ発展途上の状態を表し、「巳」は植物が最大限まで成長した状態を意味しており、この組み合わせは、これまでの努力や準備が実を結び始める時期を示唆しているとのことです。また、新しい可能性が開ける年とも信じられており、発展や飛躍が期待される年とも言われています。今年は、蛇の脱皮のように一回り成長する年にしたいものです。 

ここでうれしい報告をさせて頂きます。昨年11月28日に日本衛生検査所協会 関東甲信越支部 学術研究発表会で、弊社として初めて発表した演題「骨・関節感染症における遺伝子検査の有用性の検討」が推薦演題として、今年の5月20日に京都で行われる令和7年度第31回学術研究発表会 全国大会で発表することとなりました。これを励みに今後とも、機会があればどんどん発表していきたいと思います。

最後に、社員一同、蛇のような冷静さでしかも真摯に検査業務をこなし、さらに新たな目標を定め、蛇のような敏捷さでそれに向かって挑戦する1年にしたいと思います。皆様にとっても新しい年が更なる成功と喜びに満ちたものとなりますように祈念いたします。本年も変わらぬご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

令和7年1月1日
(株)北里大塚バイオメディカルアッセイ研究所
代表取締役社長 佐藤 雄一

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